そーす

福岡在住のプログラマ

react-reduxのmapStateToPropsとmapDispatchToPropsは必要なのか

ReactNativeでアプリを作る時はReduxを使っていて、ReduxのStoreとReactのComponentをBindingしてくれるreact-reduxが便利なので使っています。

github.com

react-reduxが提供するconnectというStoreとComponentをBindingする関数が在るのですが、

connect(
  mapStateToProps,
  mapDispatchToProps,
  mergeProps,
)(Component)

という感じで、3つの関数を引き数にしています。

mapStateToProps

これはReduxのStoreを第一引き数に取る関数で、ComponentにPropsとして渡すものをフィルタリングしたい時に使います。例えばStoreのUserからnameをPropsとして渡したい場合は

//第一引き数はstore
const mapStateToProps = store => ({ name: store.user.name });

connect(mapStateToProps)(Component);

//Componentはthis.props.nameでアクセス可能

こんな感じでフィルタリングしてComponentにPropsと渡すことが出来ます。

mapDispatchToProps

これはReduxのDispatchを第一引き数に取る関数で、変更を伝えるアクションを作成する時に使います。例えばボタンが押された時にUserのnameを変更するアクションを作成する場合は

// 第一引き数はReduxのdispatch関数
const mapDispatchToProps = dispatch => ({ updateName: name => dispatch({ type: UPDATE_NAME, name }) });

connect(null, mapDispatchToProps)(Component);

//Componentはthis.props.updateName('name')でアクセス可能

こんな感じで作成したアクションをComponentのPropsとして渡すことが出来ます。

mergeProps

これは第一引き数にmapStateToProps、第二引き数にmapDispatchToPropsをとる関数で新しPropsを作成します。 デフォルトでは

Object.assign({}, ownProps, stateProps, dispatchProps)

という処理を行います。

(ownPropsはComponentが持つプロパティです。mapStateToProps, mapDispatchToProps共に第二引き数, mergePropsは第三引き数で受取ることができます)

疑問

結論からいうとmapStateToPropsとmapDispatchToPropsの使い所がわかりません

例えば, Userの情報をサーバーから取得してStoreを更新する処理を考えます。

ユーザーの情報を取得するAPIにはユーザーのトークンが必要なのでStoreから取得する必要があります。

サーバーから取得したレスポンスでStoreを更新するためにDispatch関数が必要です。

なので、mergePropsを使わない場合は

const mapStateToProps = store => ({ token: store.user.token });

const mapDispatchToProps = dispatch => ({ fetchUser: token => fetch(...) }  });

connect(
  mapStateToProps,
  mapDispatchToProps,
)(Component);

のようになり、ComponentがfetchUserにトークンを渡す責務が発生します。

Componentは表示やUIイベントの通知に関わる処理だけをするべきであり、またtoken自体描画には全く関係無いのでPropsとして渡すのは不適切な気がします。

なので、ここでmergePropsを使ってtokenを渡す処理を内包すると

const mapStateToProps = store => ({ 
  token: store.user.token 
});

const mapDispatchToProps = dispatch => ({ 
  fetchUser: token => fetch(...), 
});

const mergeProps = (state, action) => ({
     fetchUser: () => action.fetchUser(state.token),
});

connect(
  mapStateToProps,
  mapDispatchToProps,
  mergeProps
)(Component);

これでも可能ですが、

なんなら

const mapStateToProps = store => store;

const mapDispatchToProps = dispatch => ({ dispatch });

const mergeProps = (store, { dispatch }) => ({
    fetchUser: () => {
        const token = store.user.token;
        fetch(...);
    }
});

connect(
  mapStateToProps,
  mapDispatchToProps,
  mergeProps
)(Component);

コレが一番シンプルなのでは??

という結論に今のところ至っており、

mapStateToPropsとmapDispatchToPropsは必要なのか

です。

だれか教えてください。よろしくお願いします!